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オバサンと思ったら終了
エスター11月3日まで開催している北海道大学での「クラークシアター」に、奥秀太郎監督「USB」のチラシを置かせていただく。

せっかくなのでと差し入れを買いに大丸に寄ったら、変なカボチャの帽子をかぶった店員さんが鼻の頭に汗をかきながら、ハロウィン向けのお菓子を売っていた。良かったね、バレンタインが下火になってきても代理のイベントが見つかって。

知り合いの女の子から、「ハロウィンだけどカボチャのケーキとか食べた〜?」などという気持ちの悪いメールが来たので、「冬至に食え」と返信したらそれきり連絡が来なかった。また友達失ったよカジタくん

ぎりぎり上映終了日に、札幌劇場でハウメ・コジェ=セラ監督「エスター」
「危険な情事」とか「揺りかごを揺らす手」みたいに、第三者が家庭に入り込んで来てブチ壊し、もう大変という映画で、今回エスターとは養子にとった女の子。

エスター怖えぇ〜〜〜〜〜〜〜、
ここからどうしてもネタバレになってしまうので、見てない方は飛ばしてください。

そもそもこの家の妻、3人目の子供を死産してしまったことからなかなか立ち直れず、その子への愛情を必要としてくれる子に注ぎたい、と言って養子をもらうんだけど、既にある程度育っている2人の子供がいるのにどうなのか。
その子達に注ぐんじゃダメなのか、と思ったけど、そういうものでもないんだろうな。

それはさて置きエスターだ。あんたどんだけ策持ってんのか!
設定では9歳ですが何なのこの娘は、保険金殺人3回くらいやってきてそうな年増女の顔じゃないの。オバサンよオバサン!!!!と思っていたら、それが最後全部自分にズドーンと返ってくるという、素敵な映画でした。私そのまま1976年生まれなんですが。

歯医者に行こう、とエスターを諭しても頑として行かないシーンがあり、それで「あーもしかして、」と気づいたけど、正体がバレた途端に化粧を落としたら『ほうれい線』が律儀にもうっすら見えるっていうね・・・(泣)。
9歳の体ってことは変わらないんだから、そんなところで生々しい女を表現しなくたっていいのにさ!
それでもこのエスターを演じたイザベル・ファーマンはれっきとした12歳の子役であるから、映画の内容よりも怖くなった。もうグッサングッサン刺してましたけども、いやすごかったよ。

でもよくよく考えると、自分も女だからエスターの状況は結構辛い。愛にも2つの種類があるが、本当は一番欲しい「パパとママの間にある愛情」は、エスターには手が届かないのだ。そうしたどうにもならない狂気が壁に描かれた絵に表れており、鈍感極まりない一家の父親はそれを見て初めて震撼するも、もう遅い。
この絵がまた隠し絵になっていて、エスター凝ったことするよね。

「絵」というのは鬱屈した内面を表すのによく使われる表現だけど、スクリーンで見ると、わかっていてもイチイチぞっとする。
韓国映画「チェイサー」にもあって、壁一枚越しの狂気、という割とダイレクトな表現ではあったけど、今年の鳥肌シーンの一つです。
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